オープンリールデッキ X-2000R キャプスタンベルト交換

電源は入るけれど、キャプスタンもリールも回らない。トホホ・・・

デッキ/テープレコーダの経年劣化の代表は駆動ベルトの劣化・破断です。モーターは回っても、ベルトが切れていたら伝達されません。それだけのことです。

うちのX-2000Rもそれでした。カバーを外して、中を見ると、ベルトが完全に切れていました。幸い、メーカーには保守部品があったので、ベルトを取り寄せて交換し、元通りとなりました。

TEACメーカーサポートはここからたどることができます(「お問い合わせ」>「修理窓口一覧」とたどってください 2009年9月現在)。このトップにある、オーディオ製品の「ティアック修理センターAVサービス部 サービス課」に電話して対応可能かどうか確認した後、注文書をFAXで送りました。
ベルトは1本470円(2008年9月時点、税別)で、これ以外に送料・手数料がかかります。決済方法は代引きとしました。

使った物

使った工具

まずはカバーを脱がしてやらないといけないです。
本体側面のネジを外せば脱がすことができたと思いました(うろ覚えのため他に外す必要のあるネジがあったかどうか定かでありません)。
この基盤を外さないとフライホイールにアクセスできません。側面と下面にたくさんのコネクタが接続されています。後でわからなくならないよう、デジカメなどで記録しておく方がいいです。

基盤を固定しているネジはわかりやすいと思います。
基盤を外すとこのモーターが現れますが、この部分も外さないといけません。固定しているネジは左写真で赤丸で囲んだ位置にあります。
これを外すと、あー、ベルトはドロドロに溶けてしまっていました。
溶けたベルトを取り除き、新品を取り付ける前にモータプーリやフライホイールはエタノールで拭いておきます。
取り除いたベルトです。ゴムと言うよりパテのような感じです。
新品ベルトを取り付けて、元通りアセンブリした状態です。
後は、コネクタ類を接続忘れのないよう取り付けていきます。

注意点

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