アルミサッシの格子・桟
アルミサッシに取り付けられている格子や桟はハトメで取り付けられています。
十年くらい経つとこれが腐食して取れてしまい、格子や桟が外れてしまうことがあります。
同じようにハトメで固定してもいいのですが、タッピングねじで留めることもできます。
これは我が家の勝手場の扉を外から見たところです。ドアレバーの下3つめの桟の左側が外れてしまっています(実はもう1箇所外れている桟があるが、写真ではわかりにくい)。 ドアを開閉するたびに外れた桟がカラカラ音をたてるのですが、決して風流な音ではありませんし、放っておけば右側も外れて落ちてしまうでしょう。 ちなみにこの状態で十五年経過しています。 この桟をタッピングねじで固定するには、一度、桟が取り付けられている枠ごと取り外す必要があります。 |
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外れている箇所を拡大した写真です。 | |
写真中、水色の楕円で囲んだ辺りに桟を固定している枠の取り付け部があります(2箇所)。 | |
囲んだ部分の拡大写真です。 | |
この部品を上にずり上げます。 | |
このように外れます。 これを上下2箇所の部品について行います。 |
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そうすると、枠を左側に少しずらすことができます。 | |
枠が外れます。 | |
桟が外れていた箇所から取り外したハトメです。 | |
ハトメの穴を利用して、桟をタッピングねじで固定します。 頭が飛び出ていますが、支障はありませんでした。 この後は、外したときの逆の順番で枠をはめます。 |
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ただし、ねじの長さを考えなかったので、表側に出っ張りができてしまいました(^_^;) |
ちなみに、出窓に取り付けられた縦格子は、風雨にさらされていたためか、ハトメが壊れるのはもっと早く、十年目くらいから風が吹くたびに1つまた1つと外れてしまいました(ちょっと大げさかも)。 | |
そこで、ここも同様のやり方で直しています。 ただし、雨が当たる場所であるのでタッピングねじはステンレスです。 異種金属が接触するため、電食が起こりそうな気もしますが、5年経過時点では問題はないようです。 |
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