郵便受け扉のつまみ
ステンレス製の郵便受け。錆びないからいいんですけど、日常的にいちばんいじることの多い、扉を開けるつまみが外れてしまいました。スポット溶接されてるみたいなんで、外れたらそのままでは取り付けられません。
最初、ケミカルな方法(接着剤)を試したんですが、ダメ。結局メカニカルな方法(ネジ留め)にしました。
使った物(OKバージョン)
使った工具
左の写真のような郵便受けです。 ホームセンターでよく見かけるやつです。 扉を開けるためのつまみが外れてしまいました。 |
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取り付け箇所はこんな風になってます。 3箇所のスポット溶接で取り付けられてました。 何年使用したか、定かでないですけど、ナゲット(溶着部分)、完全に取れてます。 |
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こっちがつまみ。 裏から見たところ。 |
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まずは、NG編。 溶着の代わりに、接着剤でくっつけてやろうと考えました。 |
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一応は、下地処理として、接着面を無水アルコールで拭いてます。 | |
扉側も同様に…。 | |
使おうと思ったのは、エポキシ系の接着剤。2液混合タイプです。 エポキシ樹脂はステンレスには接着するはずなんで…。 |
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…ということで、これでくっつけようとしたけど、ダメです。つきません(T_T) 養生方法とか硬化時間とかはもちろん考慮してますけど、どうも溶着が外れた際の凸凹とかで接着面同士が平面ではなく、また、つまみを引っ張る時の扉のゆがみとかのためにうまく接着できないみたいです。 ひょっとしたらパテ系の弾性接着剤だったら少しはマシだったかもしれませんけど、それは試してません。 |
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というわけで、オーソドックスにネジ留めすることにしました。 | |
スポット溶着されてた3箇所をネジ留めするので、その部分に残ってたナゲットは除去し、穴を開けます。 ステンレスなんで、ドリルはステンレス対応のものを使いました。 |
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ということで、こんな形でネジ留めしました。 あんまりカッコよくないですね(´д`) ちなみに、当初は手持ちのタッピングビス(左の写真)を使ってたんですけど、これ、使ってるうちに取れてしまいました。 やはり、蓋の開け閉めに伴う振動とか、ネジ軸方向と曲げ方向の繰り返し荷重とかで緩んできてしまうんでしょう。 なので、現在は小径のボルトナット+スプリングッワッシャで固定してます。 写真がないですけど、少しは見た目改善されたんではないかと…。 |
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