リロ アンド スティッチ 時計
その友だちというのが女の子なんで、これは子供ながらに思うところやありなん、と勝手に想像。
是非直してやろうと思い立ったわけです。
壊れたのは時計本体ではなくて、そのケースというか、扉というか・・・で、その扉のプラスチックのヒンジが折れてしまいました。
だから、扉が外れてしまってます。
プラスチックのヒンジを接着剤でくっつけることはできませんし、でもそれに代わるものを造作してやらないことには直りません。
そういうことで今回も力わざに打って出ました。
使った物
使った工具
それというのはこんなものです。 これでは何なのかわかりませんね。 |
|
「扉」をあけるとこうなってます。 三面鏡の構造です。真ん中に時計があり、右が鏡で左がフォトフレームになってます。壊れたのは右側の鏡がある扉です。 |
|
ヒンジが折れてしまったので、このように扉が取れています。 | |
壊れていない、左側のフォトフレームになっている扉のヒンジ部分です。 丸で囲んである部分です。 |
|
で、こちらが壊れた鏡の扉のヒンジ部分です。 完全に折れています。仮に折れた部分が見つかっても、ここに接着することは難しいでしょう。 |
|
そこで、ここに金属製の丸棒でヒンジを作ってやることにしました。 丸棒は直径約2mmで長さは10mmほどです。 |
|
ヒンジのあった場所に丸棒を差し込むための穴を開けます。 ここに丸棒を差し込むので、ドリル径は丸棒と同じかやや小さめにしておきます。 |
|
扉外側に見えるネジを外すとこのように鏡が外せて、中を弄ることができます。 黄色の四角で囲んだ箇所は新たに金属製のヒンジを差し込んだところです。 枠の内側から時計本体に向かってヒンジを差し込んでいます。 |
|
左側のヒンジ部分を拡大しようと思ったんですが、ピンぼけになってしまいました。 でも、どういう細工をしたかはわかりますね。 黄色の矢印の向きにヒンジ用のピンを差し込んでいます。 |
|
ただし、今回使った丸棒はちょっと太過ぎでした。 φ1.5くらいで良かったかもしれません。 本体の方にムリムリ押し込んだため、赤矢印で示したように、白化してしまいました。 子供には許してもらいましたけど。 |
|
ともかく、直ることは直りました。 | |
見た目は最初の写真と全く同じですが、これは修復後の写真です。 |
ご意見や情報がありましたらお知らせください。
ご記入いただいたお名前、メールアドレスは相互連絡のために使用するものであり、他用は致しません。