巻きつるテンプル

ジョン・レノン タイプの眼鏡のテンプルが壊れてしまった! 眼鏡屋に持ってったら修理不能って言われたよ。どうしよう…(/_;)

ジョン・レノンがかけてた眼鏡って知ってますか?
耳にかける部分が「巻きつる」で、鼻当てがちょっと変わってて、レンズがまん丸い。
二十代の頃、特注で同じ仕様の眼鏡を作ってもらったんだけど、耳にかける部分が破損してしまった。
販売店はとっくに廃業してたし、近所の眼鏡屋では修理不可能と言われてしまった。
…暫く放置してたんですが、自分で使う分にはこういう直し方もありかと。

使った物

使った道具

こういう眼鏡です。

学生の頃、ルームシェア(今風にいえばそうなるけど、同居ということ)してた友人がかけてたのが気に入って、同じ眼鏡屋さんで、同じ仕様で作ってもらいました。

耳にかける腕の部分(「テンプル」っていいます)が、「巻きつる」になってて、鼻当て部分が「山ブリッジ」という形になってます。

ちなみに眼鏡フレームの各部には名前がついてます。
ご参考→http://n-oni.jp/?page_id=3995
壊れてしまったのは、○で囲んだ部分で、ステンレスの腕と耳に巻きつけるつる部分の接続部が千切れそうになってしまいました。

壊れた時点で、購入した店は既になくなっていました。
近くの眼鏡店に持ち込んでみましたが、修理不能と言われてしまいました。

ということで、暫く放置していましたが、自分が使うのであれば、見た目はそれほど気にしなくてもいいだろうと思い、自分で直してみることにしました。

切れかかっている部分をハンダで補強し、外側から熱収縮チューブをかぶせるという方法です。
○で囲んだ部分を拡大した写真です。

針金一本でつながってる状態です。
眼鏡本体からテンプル部分のみを仮に外してから作業します。
このとき、精密ドライバーが必要です。

まずは、ハンダを載せる部分にペーストを塗ります。
半田づけをします。
60Wですと、ほぼ一瞬で終わります。
半田づけが終わったら、残っているペーストは拭き取ります。
半田づけが終わったところです。
外側から熱収縮チューブをかぶせ、ドライヤーの熱で収縮させます。
こんな風になります。
眼鏡本体に取り付けて完成です。
なお、レンズは度の強い近視用なんですが、白内障手術を受けてしまった私にとっては用を為しません。
ただのガラスか老眼用レンズに入れ替えないと実際には使えないという…。

注意点


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